非常用LPガス発電機が選ばれる理由

環境にやさしいLPガス

たとえば、ディーゼル発電機と比較した場合

現在、世界規模で低炭素社会の実現に向けたさまざまな取り組みが進み、省エネルギー推進はもちろん非化石エネルギーの導入拡大など、環境問題に配慮したさまざまな施策が展開されています。
災害時の非常用発電機導入で、よく比較されるLPガス発電機とディーゼル発電機ですが、燃料が劣化せずにメンテナンスの負担も少ないといった利便性に加え、地球への環境問題を考慮すれば断然LPガス発電機です。
LPガスは化石エネルギー(石油・石炭・天然ガス・LPガス)の中でも天然ガスとともにCO2排出量が少なく、発電機の排気は無色透明で有害物質が少なくクリーン。
軽油や重油を燃料とするディーゼル発電機は稼働時に黒煙が排出され、健康被害などを引き起こす要因となることがあります。

LPガス発電機とディーゼル発電機の環境性能比較

LPガス発電機 ディーゼル発電機
CO2排出量 少ない 多い
排気 無色透明 黒煙
ノックス 少ない 多い
コバルト 少ない 多い
炭化水素 少ない 多い
粒子状汚染物質 少ない 多い
硫黄酸化物 発生しない 多い
  • ノックス=一酸化窒素・二酸化窒素など窒素酸化物の総称。自動車の排ガスや工場設備などから発 生して大気汚染の原因となる。
  • コバルト=鉄族に属する灰白色の重金属で、延性があり強磁性を示し公害に関してよく問題となる。
  • 炭化水素=炭素と水素の化合物の総称。エンジンの排気中に含まれ、光化学スモッグの原因となる。
  • 粒子状汚染物質=大気汚染物質のうち,粒子状のもの。燃料の不完全燃焼によって生じる炭素や炭化水素類、ブレーキ材やスパイクタイヤによるアスファルトの粉塵などに含まれる。
  • 硫黄参加物=一酸化硫黄・二酸化硫黄など硫黄酸化物の総称で、大気汚染の原因となる。
全国自治体・災害対策担当のみなさまへ LPガス発電機の製品情報はこちら